余るお餅をどうにか使い切りたい!
お正月に欠かせない食材といえば、「お餅」です。
色んな料理に利用できるから、マストの食材として絶対に用意していますからね。
ただ、お餅…毎年使い切ることがなかなか出来ない。
お正月のレシピは慣れ親しんだ味ばかりなので飽きがきちゃっていますからね。
なので、今年はいつもと違ったお餅料理を楽しみましょう!
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お正月に困ったことと言えば減らないお餅!毎年食べきれないよ
お正月といえば、まずはおせち料理でしょうか。
昔は各家庭で作るのが習わしとされてきましたが、近年はコンビニ予約やお店から買ってくるという場合が多くなりました。
ただ、中にはそんなに美味しくないからもう何年も食べていないという人も増えてきましたね。
おせち料理は縁起がいい事の他に、まとめて作っておくことで年が明けてから数日は台所に立たなくても良いようにしたという伝承も残されています。
簡単に食品を購入できる現代だからこそ、こうした文化も時代変化に合わせて形を変えていくのでしょう。
正月に困ったことと言えば…
さて、そんなお正月ですが、現代でも比較的ほとんどの方が食べる料理もあります。
それは毎年恒例の鏡餅で利用する「お餅」です。
凝った方であればもち米から買ってきて自宅で毎年餅をつくという恒例行事として親しんでおられるかと思います。
また、近年になって切り餅の保存技術が発達してからはより手軽に入手できるようになり、お雑煮や磯辺餅、餡子やずんだのような様々な味で楽しむことが出来るようになりました。
しかし、毎年気になるのは食べきれなかった分のお餅です。
一袋数キロで売られているお餅は大家族であればすぐに消費できますが、一般家庭や一人暮らしでは毎日食べないととても無くならないとお困りの方もいるかと思います。
ということで、今回はそんなお餅はおいしい料理に利用する方法を紹介していきます。
正月に余る餅で美味しい料理!有効活用して食べるレシピ&作り方
もちっとがんもどき
本来は豆腐にいくつかの材料を加えますが、今回はその豆腐の割合を減らして代わりにお餅を利用します。
がんもどきは漢字で書くと鴈擬きとなり、食用にされていたガンという鶏肉に味が似ていることから名づけられた精進料理です。
材料
- 木綿豆腐
- にんじん
- ごぼう
- 卵
- 山芋
- 餅
- 塩
- 砂糖
もちっとがんもどきの作り方
工程1
木綿豆腐はあらかじめしっかりと水けを切っておきます。
皿の上にキッチンペーパーを敷き、その上に豆腐を乗せ、またキッチンペーパーを乗せてから重しとなるもので圧力をかけて水分を除きます。
工程1-1
重めの大皿や水を入れてしっかり閉じたタッパーなどを用いるとやりやすくなります。
乗せるものが重すぎると豆腐がつぶれてしまうので、乗せるときは慎重に行いましょう。
仮に軽くてもその分時間をかければ十分水分が抜けます。
目安としては触っても崩れないような硬さになればちょうどいい具合です。
水分が抜けるとだいたい最初の4分の3程度の重量になります。
工程2
にんじんやごぼうは千切りにしておきます。他に好きな食材を加えても構いません。
さやいんげんやひじきなどもよく合います。
長すぎると丸めたときに外に飛び出してしまうので、2から3センチ程度に切りそろえましょう。
工程3
出来たらまとめてお湯に入れて軽く火を通します。
千切りなので殆ど時間をかけなくても大丈夫です。
工程4
具を冷ましている間に豆腐を裏ごしします。
工程5
そこにすりおろした山芋とお餅を加えてよく混ぜます。
工程6
混ざったら卵を少しづづ加えて硬さを見ます。
柔らかくなりすぎないように加減しながらよく混ぜて下さい。
工程7
塩と砂糖で味をつけ、具を加えて軽く混ぜたらタネの出来上がりです。
工程8
あとは丸く形作り、油でじっくり揚げます。
表面がきつね色になったら完成です。
ひとこと
まとめるときは手にサラダ油を付けて行うとつるっときれいな見た目にすることが出来ます。
お好みで醤油やポン酢をかけたり、がんもの煮物にどうぞ。
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