調理器具1つで調理の時短につながったり、調理の幅が拡がったりしますよね。
そんな調理器具の1つが鉄フライパン。鉄フライパンには様々な種類があるので、どれを選んだら良いのか迷ってしまうことでしょう。
そこでこれから鉄フライパンを選ぶ際のポイントと、実際におすすめする鉄フライパンについてご紹介していきたいと思います。
- リバーライト 極JAPANフライパン
- FORMLADY フォームレディ ambai オムレツパン 240 FSK-004
- パール金属 PEARL LIFE 鉄工房 フライパン HB-2973
- 柳宗理 鉄フライパンファイバーライン加工
- 遠藤商事 鉄黒皮厚板フライパン
- ターク クラシックフライパン
- デバイヤー 鉄フライパンミネラルビーエレメント
- 日本洋食器 匠マグマプレートフライパン
- 及源 フライパン
- COCO S.P.A 極SONS COCOpan ベーシック
記事の執筆・編集担当プロフィール:LUCK運営 LUCKメディア編集部。世にあふれる情報を整理し、あらゆる人気おすすめを紹介していきます。選択するという手間を少しでも省き、解決へのお手伝いします。 |
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鉄フライパンの選び方
鉄フライパンは、重かったり錆びついたりといったデメリットがあるものの、デメリット以上のメリットがたくさんあります。
更に鉄フライパンの種類によって、そのメリットも様々。毎日使用する調理器具だからこそ、自分に合ったものを選ぶことで、ストレスなく調理することが可能です。
自分に合った鉄フライパンを選ぶ為には、選ぶ際のポイントをしっかりおさえておくことが大切です。
これから鉄フライパンを選ぶ際のポイントをご紹介しますので、参考になさってくださいね。
板厚で選ぶ
出典:楽天
板厚とはフライパンの底の厚みのこと。板厚の違いによって、食材への熱の伝わり方が異なるため、料理の仕上がりを左右します。厚みによって適した調理法が異なるので、違いをしっかりとおさえて用途に合ったものを選びましょう。
野菜炒めや卵料理、チャーハンなど短時間で加熱調理する料理には、すぐに温まる1.6mm以下の薄いタイプがおすすめ。高加熱でサッと火を通せるため、中華鍋のような使い方が可能です。
一方、ステーキやハンバーグなどをはじめとした肉や魚などの焼き料理には、2.0mm以上の厚めのものが向いています。厚みがあるほど温まるのに時間はかかりますが、蓄熱性が高く均一にゆっくり熱が伝わるため、素材の旨味を引き出しながら中までじっくり火を通してジューシーに仕上げることができます。
もちろん料理にこだわりのある方は、食材や料理に合わせて厚みの異なる鉄フライパンを使い分けるのもおすすめです。
合ったサイズ感・大きさで選ぶ
出典:楽天
サイズ感・大きさや重さは、フライパン選びでも使いやすさや料理の仕上がりに直結する、最初に気にする大切なポイントと言えます。
まずサイズですが、プロが扱う直径30cm以上から朝食作りに便利な手のひらサイズまで、鉄フライパンのサイズはさまざま。必要人数分の料理が一度に作れるサイズを選びましょう。適したサイズを使用することで、食材がこぼれるのを防ぎ、熱ムラを抑えて調理することができます。
内径20~24cm | 1~2人分の料理を作るのにおすすめ。目玉焼き2・3枚が一度に焼けるサイズです。 |
内径26〜28cm | 3〜4人分の料理に最適。200g程度のステーキを2枚、ハンバーグなら4つほど焼ける大きさで、おかずを一度に作り置きする際にも使いやすいです。 |
直径28cm以上 | 直径28cm以上なら大きな食材も丸ごと入り、フライパンをあおる必要のない料理にも使える点が便利です。 |
鉄フライパンは26cmサイズだと標準1.0kg前後、重いものだと2.0kgを超えるものもあります。作る料理にもよりますが、片手で煽ったり炒めたりする際には、1.0kg以下のものが使いやすくておすすめです。
サイズと板厚は、重さと相関関係。サイズが大きくなれば重くなりますし、板厚も厚くなれば重くなります。サイズが大きい、板厚のあるフライパンほど重くなるので、扱いやすさや料理の仕上がり等、どのポイントを優先するかによって選びましょう。
最近はスピニング加工と呼ばれる方法で底面の厚みを保ったまま側面だけを薄くしたフライパンも登場しています。鉄フライパンのよさはそのままに可能な限り軽量化した製品です。扱いやすさと料理の仕上がりのどちらもゆずれない人におすすめです。
持ち手の素材で選ぶ
出典:楽天
持ち手の素材も使い勝手に大きく影響を与えるポイントです。大きく分類すると木製・樹脂製・金属製に分けられます。
それぞれメリット、デメリットがありますので、自分の重視したい点に合わせて選びましょう。
木製タイプ
出典:楽天
木製は手になじみやすいのが一番の特徴です。
メリットとしては熱が伝わりにくく火傷するリスクが低いので、調理中にフライパンをゆすることが多い方や、鉄フライパンの扱いに慣れていない初心者の方にもおすすめです。キッチンのインテリアに映えるデザイン性の高いモノが多いほか、木の温もりが感じられるのも魅力。
一方デメリットとしては、接続部分がゆるんで取れてしまう恐れがあるのと、耐久性に欠けるものもあるため、留意しておきましょう。
樹脂製タイプ
出典:楽天
樹脂製は鉄フライパンに限らず、他素材のフライパンや鍋などの持ち手にもよく使われています。多くはフェノール樹脂が採用されており、木製と同様に熱が伝わりにくいのが大きなメリットです。
また、軽くて扱いやすく握りやすい、お手入れが比較的簡単なのも利点。利便性を優先するなら、樹脂製の持ち手はおすすめです。
木製と同じように接続部分がゆるんで取れてしまうことがあるのが、デメリットといえるでしょう。
金属製タイプ
出典:楽天
金属製は耐久性に優れており、長期間使用しても劣化しづらく、しっかりメンテナンスすれば長く使えるのが大きなメリットです。
本体一体型のほか、ステンレスなどの持ち手がついたタイプもあり、デザイン性が高い商品が多いです。見せる収納としてフックに引っ掛けておくだけでもキッチンのインテリアになるなど様になるアイテムが多いです。
デメリットとしては熱が伝わりやすく、長時間の加熱や高火力で使用すると持ち手が熱くなりやすいこと。そのため、やけどなど注意が必要。金属製のなかでは熱伝導率が低く、熱くなりにくいステンレス製などがおすすめです。
空焼きの要・不要で選ぶ
出典:楽天
一般的な鉄フライパンは、サビ止めのコーティング加工が施された状態で販売されているため、購入後使い始める前に「シーズニング」と呼ばれる作業が必要になります。
シーズニングとは、サビ止めコーティングを焼き切る「空焼き」や、焦げ付きやサビを防ぐために「油ならし」をする作業のことをいいます。
なかでも特に大変なのが空焼き。表面の色が変わるまで加熱する必要があり、長いものだと2時間程度加熱し続けなければいけないものもあります。しかし、クリヤー塗装(アクリル塗装)以外のものであれば空焼きは不要です。
さらに、シリコン塗装と呼ばれる塗装ならくっつきにくい性質があるため、油ならしの必要もなく買ってすぐに使えます。それでも使用するうちにだんだん塗装が剥がれてくっつきやすくなるので、使用する度によく油をなじませてから使いましょう。
今は空焼き不要のアイテムも多く出ています。すぐに使いたい、手間を省きたいという方はこのポイントにも注目して選んでみましょう。
その他の様々な機能で選ぶ
鉄フライパンには便利な機能がついたものもたくさんあります。
例えば、着脱式のハンドルタイプの鉄フライパン。ハンドル部分を着脱することができる為、調理した後そのままテーブルに置くことができたり、シリーズで購入するとハンドル1つで着脱しながら使用できるので収納スペースを狭くおさえられたりします。
IH対応のものなのかも重要なポイントです。IHのキッチンの家庭が多くなってきていますので、あなたの家庭がIHなのであれば、IH対応のものを選ぶようにしましょう。
他にも、錆防止加工がされていたり、蓋がセットになっていたりといった、便利な機能がついているものがたくさんあります。
おすすめ人気鉄フライパンの種類
ここから、おすすめの鉄フライパンについてご紹介していきます。
リバーライト 極JAPANフライパン
出典:楽天
サイズは24cm、持ち手部分が木製タイプの鉄フライパン。重さが1000g以下の軽量タイプなので、女性でも扱いやすいです。持ち手部分は取り外し可能で、収納もコンパクトに行うことができます。
また、表面部分に特殊な熱処理を施しており、錆にくくなっているところも嬉しいポイントの1つです。
IHにも対応しているので、IHのキッチンの場合にとてもおすすめです。
素材・材質 | 鍋本体/鉄(特殊熱処理済み) ハンドル/木製 |
本体重量 | 0.948kg |
サイズ | 26x46x12.8cm 深さ/5cm 底面直径/17.5cm |
FORMLADY フォームレディ ambai オムレツパン 240 FSK-004
出典:楽天
こちらは特殊加工により鉄素材の弱点を抑え、扱いやすくされている鉄フライパン。丸型で目玉焼きやオムレツ作りだけでなく、少量の料理を作る時など幅広い用途に便利。油馴染みがよく、手入れが最小限で済むため気軽に使用できます。
鉄のメリットである熱伝導の良さ、保温性の高さはそのままなので、食材をふっくらと焼き上げることが可能。肉やたまご料理はもちろん、野菜炒めはシャキシャキにと、あらゆる料理の仕上がりがランクアップします。
フライパンによくあるフッ素やセラミックなどのコーティングではなく、ファイバーライン加工とよばれる鉄板表面に細かい凹凸を施した特殊な加工が施されています。油馴染みの向上と、食材の接地面を少なくすることで、食材をくっつきにくくなっているのが嬉しいポイント。焦付き・こびり付きを抑え、お手入れも簡単です。
本体は約724gと軽いため、料理の際の腕の疲れも軽減。取っ手素材には水に強いチーク材を使用しており、オイルを塗ることで長期の使用に向けたメンテナンスも可能です。
素材・材質 | 鉄(ファイバーライン加工) 表面:透明シリコン樹脂塗膜(初期使用時に焼失) 柄:ステンレス、チーク材(オイル仕上げ) |
本体重量 | 724g |
サイズ | 240×399×77mm 深さ:44mm 低厚:1.2mm |
パール金属 PEARL LIFE 鉄工房 フライパン HB-2973
出典:楽天
こちらはIHをはじめ、オール熱源に対応した鉄フライパン。表面にはシリコン塗装が施されており、はじめて使う際は空焼きの必要なく、そのまま使えます。
約779gという軽さと食材のくっつきにくさも大きなメリット。片手で扱いやすい重さのため、チャーハンや野菜炒めを作るなど、食材を煽る動作をする際に、手に負担がかかりにくいです。
食材がフライパンにくっつきにくいためノンストレスで調理可能。フライパンの表面に残った汚れも軽くこするだけで落とすことができます。
空焼き不要で、手入れの手間も少なく済みますし、価格も挑戦しやすい抑え目価格のため、鉄フライパン初心者にピッタリの製品です。
素材・材質 | 本体:鉄(シリコーン樹脂塗装) 取っ手:天然木 |
本体重量 | 779g |
サイズ | (約)全長45×幅26.5×高さ11.5cm 皿の高さ:5.7cm |
柳宗理 鉄フライパンファイバーライン加工
出典:楽天
左右が張り出している形が特徴的な鉄フライパンです。この特徴的な形のおかげで、料理をお皿に綺麗に移すことができます。
樹脂製の持ち手となっており、サイズは25cm。ファイバーラインの特殊な加工により、油なじみが良く、焦げ付いたりこびりついたりするのをしっかり防いでくれます。
蓋がついているところも嬉しいポイント。様々な調理で活躍してくれること間違いありません。
素材・材質 | 本体:ブルーテンパ材 フタ:18-0ステンレス ハンドル・フタつまみ:フェノール樹脂 |
本体重量 | 本体:約1080g フタ:約355g |
サイズ | 約幅450×290×高さ115mm (フタ含む) |
遠藤商事 鉄黒皮厚板フライパン AHL20026
出典:楽天
遠藤商事は1953年に創立されている老舗卸商社です。
底は暑く、側面は薄く作られており、重量をおさえつつもムラのない熱の拡がりを実現した鉄フライパン。楽に扱うことができ、調理もしやいでしょう。
26cmで重さは約1300g。IH対応になっているので、どのような家庭であっても使用することができます。
素材・材質 | 鉄(透明シリコン焼付塗装) |
本体重量 | 約1300g |
サイズ | 内径×深さ(mm):260×48 |
ターク クラシックフライパン
出典:楽天
継ぎ目のない一体型のデザインが特徴的な鉄フライパンです。
熱が伝わりやすく、保温性にとても優れています。その為、安定した温度で調理することができ、食材にじっくり旨味を閉じ込めることが可能です。ふっくらとおいしく焼き上げることができるため、最高の料理ができることでしょう。
使い込むほど油がなじむ風合いも魅力で、長く使えるところも嬉しいポイントの1つとなっています。
素材・材質 | 銑鉄 |
本体重量 | 1.26kg |
サイズ | 24cm |
デバイヤー 鉄フライパン ミネラルビーエレメント
出典:楽天
“デバイヤー”はフランス生まれの老舗調理器具メーカーで、世界中の料理人が愛する鉄フライパン。
“オーガニックビーワックス”という天然成分で酸化を防いでいる鉄フライパンです。使い込んでいくうちに油のなじみが良くなっていくので、愛着が湧いてきます。
サイズは26cmで、IHにも対応しています。本格的に調理を楽しみたい場合にとてもおすすめできる鉄フライパンです。
素材・材質 | 本体:鉄 ハンドル:鉄 ポリエステル樹脂コーティング |
本体重量 | 1424g |
サイズ | 45×24×12cm |
日本洋食器 匠マグマプレートフライパン MGFR26
出典:楽天
独自開発である“マグマプレート”を採用しているところが特徴的な鉄フライパン。内側と外側の両面に細かい凹凸が付いていることにより、熱の伝わりが良くなり、食材の芯まで一気に火を通すことができて旨味をしっかり閉じ込めることができます。
蝶地中にフライパンの鉄分が溶け出すことにより、鉄分の摂取もできます。
使い込むほどに焦げ付きもなくなっていくので、使い続けたくなる鉄フライパンです。
素材・材質 | マグマプレート(鉄) 取っ手:天然木(ブナ材) 取っ手取付金具:アルミダイキャスト |
本体重量 | 1.17kg |
サイズ | 径26.4×全長46.7×手高9.6 |
及源 フライパン CA-9
出典:楽天
モダンなデザインが印象的な鉄フライパンです。160年以上続いている技術で職人の手によって一つひとつ丁寧に作られています。
深めの形状となっており、蓄熱性に大変優れています。注ぎ口があることで、お皿にも楽に移すことが可能です。IHに対応しているので、どのような家庭でも使用できるでしょう。
伝統工芸品の南部鉄板の為、24cmですが重さが約2500gあるところには注意が必要です。
素材・材質 | 鉄 |
本体重量 | 2.5kg |
サイズ | 内径24×深さ5.5cm |
COCO S.P.A 極SONS COCOpan ベーシック C101-001
出典:楽天
“窒化処方”により、焦げにくさと錆びにくさを実現させた鉄フライパン。持ち手は別売りになっており取り外し可能となっている為、オーブンやグリルでも使用することができ、様々な調理で役立ちます。
調理後もそのままテーブルに並べることができ、オシャレな印象も与えてくれます。
使い込むほど油もなじんでいくので、長い期間使用し続けることが可能です。丈夫な作りの為、アウトドアでも楽しむことができます。
素材・材質 | 鉄 |
本体重量 | 284g |
サイズ | 16 x 16 x 3.2cm |
まとめ
おすすめ鉄フライパンばかりを紹介していきました。人気のある種類ばかり!「どれを選べば良いのかわからない」なんて時には、ぜひこの中から選んでみてください。
鉄製フライパンは育てていくフライパンとして有名!丁寧に手入れすることで一生使えるものとなっていくのです。
今後ずっと付き合っていく相棒ともなるため、ちゃんと納得できる種類を選ぶことが大事!価格帯も使いやすさも意識してみてくださいね。
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